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三州製茶

三州製茶は、昭和22年に千石馬場通りにて創業。26年6月に法人化。卸、小売を行っている。昭和47年に本社を南栄町茶業団地へ移転した。 お茶は主に頴娃・知覧の霧深い山麓で育った契約農家の栽培茶を加工、販売している。農家と契約を結んで栽培してもらうのは、お茶へのこだわりがあるからだ。そのこだわりから生まれたオリジナル商品「旬」は、大変おいしいと好評で親しまれている。平素から、味と品質を落とさないための努力は惜しまない。三州製茶は、「昭和のお茶屋さん」のなつかしい雰囲気を今も守り続けている。

昭和のお茶や、看板娘、健在。

親子3代続く三州製茶の佐多京子さん。今年で80歳になり、腰を患ったためにお店に出ることはほとんどなくなった。しかし、古くからのお客さんなどは「奥さんはいないの?」と声を掛けてくれる。そんなお客さんとの会話が楽しみで、お茶屋を続けている。「他の何よりも励みになる」と語る。常に笑顔を絶やさない彼女は、三州製茶の看板娘だ。 お茶をおいしく飲んでいただくための努力もまた大切だ。ご来店下さったお客様には必ずお茶を出す。すると「お店で出るお茶と、家で淹れるお茶とは味が違う」とお客さんがおっしゃる。お茶は、お湯の温度など、淹れ方で味が変わる。そこで、おいしいお茶を淹れるためのアドバイスをして差し上げる。そういった小さな努力が、とても重要なことだと語っていたのが印象的だった。


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