三石製茶のインタビューに応えてくれたのは社長の三石弘文さん。訪問した際は、とても忙しそうな様子だった。インタビューの時は笑顔を絶やさぬ、シャイな感じの方であった。 弘文社長は2代目だ。初代の後を継ぐ前は、教員だった。小学校で16年間子どもたちを指導してきた。茶業を引き継いでまだ11年間。主に九州管内に卸している。仕事で気をつけていることは「仕入れで失敗しないように、市場で商品を良く見ること」とおっしゃる。「お金の計算も間違わないように気をつけています」と、はにかんで笑顔を見せる。
ペットボトルの普及でリーフ茶の苦戦は事実だ。しかしどちらもお茶であることに変わりはない。どっちが良いとか悪いとか言わずに「どちらも需給バランスをとっていかないといけないと思う」と弘文社長はおっしゃる。 趣味をお聞きすると「市内のあちこちでゴルフをしています」と、照れくさそうに語る。「やはり商売ですからね。商品が売れるとそれだけで楽しいですよ」と茶商の顔を見せて下さった。 会長は散歩をするのが日課だ。「良く汗をかくという健康法」なのだそうだ。毎日よく歩く。元々実家が栄町で農業をしており、それを昭和43年にやめて独立。三石製茶は昭和61年に設立した。
会長のもう一つの趣味で、店内には木彫りの置物がところどころに飾ってあった。 愛嬌のある顔で出迎えてくれる。
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